退去費用のお悩みはありませんか?
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「今住んでいる賃貸アパートを退去するときの修繕費相場はどのくらいなのだろうか」 「管理会社から届いた退去費用の見積もりが、相場と比べて妥当なのかどうか判断がつかない」
アパートやマンションを引っ越す際、退去精算の金額が適正かどうかは誰もが気になる点です。
実は、原状回復の費用相場は、お部屋の「間取り(床面積)」や「住み方(汚れの程度)」によって大まかな基準が存在します。
今回は、居住用賃貸住宅の間取り別の費用相場や、壁紙・クリーニング等の部位別単価、オフィスや店舗といった事業用物件の坪単価相場、そして提示された見積もりが適正か見極めるポイントについてわかりやすく解説します。
目次
1. 賃貸住宅の原状回復費用相場【間取り別目安】
2. ハウスクリーニング・修繕の「部位別・平米単価」の相場
3. オフィスや店舗(事業用物件)の原状回復費用相場【坪単価別目安】
4. 見積書が「相場より高い」と感じたときの3つのチェックポイント
5. 原状回復費用を相場以下に抑えるための3つのアプローチ
6. よくある質問(FAQ)
7. 最後にポイントを整理します
8. 原状回復工事なら実績豊富なF・Sプランニングへ
1. 賃貸住宅の原状回復費用相場【間取り別目安】
まずは、居住用のアパートやマンションから退去する際の、間取り別の全体費用相場(通常損耗に対するクリーニング特約+軽微な借主負担の修繕)を確認しましょう。
| 間取り | 広さの目安 | 費用相場の目安(通常範囲) | 故意・過失の傷がある場合の目安 | |---|---|---|---| | 1R・1K | 15〜25㎡ | 3万〜5万円 | 5万〜10万円以上 | | 1DK・1LDK | 30〜45㎡ | 5万〜8万円 | 8万〜15万円以上 | | 2DK・2LDK | 50〜65㎡ | 8万〜12万円 | 12万〜25万円以上 | | 3DK・3LDK以上 | 70㎡〜 | 12万〜18万円 | 18万〜35万円以上 |
上の表に示した通り、部屋が広くなるほど清掃する面積や壁紙の面積が増えるため、ベースとなる相場金額が上昇します。
タバコによる壁紙の変色や、ペットがつけた傷など、借主の過失によるダメージがない場合は、基本的にはハウスクリーニング費用(特約で定められた金額)のみ、あるいは少額の補修費用で済むのが一般的です。
2. ハウスクリーニング・修繕の「部位別・平米単価」の相場
原状回復工事の見積書には、作業ごとの単位数量(平米や箇所数)と単価が記載されます。各部位別の標準的な単価相場を把握しておくことで、過剰な請求に気づくことができます。
壁紙(クロス)の張り替え
- 相場単価: 1,000円〜1,500円 / ㎡(量産品クラスのクロスの標準価格)
- 注意点: 傷をつけたのが一部(例: 30cm四方)であっても、色や模様を合わせるために「1面(壁の端から端まで)単位」での請求になるケースが多いですが、部屋全体の張り替えを請求された場合は過剰請求を疑いましょう。
床(クッションフロア・フローリング)の修繕
- クッションフロア(CF)張り替え単価: 2,500円〜4,000円 / ㎡
- フローリング補修(リペア)単価: 1万5,000円〜3万円 / 箇所(部分的な凹みや傷にパテを埋めて着色する作業)
- 注意点: フローリング全体を張り替えるとなると多額の費用がかかるため、通常は傷がついた箇所をピンポイントで補修するリペア工法が選ばれます。
ハウスクリーニング(一式)
- 1R・1K: 2万5,000円〜3万5,000円
- 1LDK: 4万円〜5万5,000円
- 2LDK: 5万5,000円〜7万5,000円
- 3LDK: 7万5,000円〜10万円
- エアコン内部洗浄: 1万円〜1万5,000円 / 台(お掃除機能付きの場合はプラス5,000円前後)
3. オフィスや店舗(事業用物件)の原状回復費用相場【坪単価別目安】
居住用住宅とは異なり、店舗やオフィスといった「事業用物件」の退去に伴う原状回復は、坪(つぼ)単位で計算されることが多く、相場も比較的高額になります。
また、事業用物件では「経年劣化・通常損耗分も含めてすべて借主(テナント)が負担し、入居時の状態(または骨組みだけのスケルトン状態)に戻す」という完全原状回復の特約が一般的であるため、金額が大きくなりやすい傾向があります。
| 物件タイプ | 坪単価の相場目安 | 費用が高額化しやすい要素 | |---|---|---| | 事務所・オフィス | 3万〜10万円 / 坪 | 配線のやり直し、間仕切り(パーティション)の解体撤去、タイルカーペットの全面交換 | | 飲食店・フード店舗 | 5万〜15万円 / 坪 | 大型厨房機器の撤去、グリストラップや配管の特殊清掃、ダクト・排気設備の解体 | | 美容室・エステサロン | 4万〜12万円 / 坪 | シャンプー台などの給排水設備撤去、個室用の間仕切り壁や特注カウンターの解体 | | クリニック・医院 | 5万〜13万円 / 坪 | 医療機器用の補強床やX線遮蔽壁の解体、特殊な配線や給排水系統の撤去 |
オフィスの場合、小規模(〜50坪)であれば坪単価3万〜6万円程度ですが、100坪を超える中〜大規模オフィスや、特定の指定工事業者が入るハイグレードビルなどでは、坪単価8万〜15万円以上に跳ね上がるケースがあります。
店舗の場合は、造作されたカウンターや厨房設備の撤去が必要なため、さらに坪単価が上昇しやすくなります。
4. 見積書が「相場より高い」と感じたときの3つのチェックポイント
退去後に管理会社から提示された見積書が、前述の相場目安よりも明らかに高いと感じた場合は、以下の3点を確認しましょう。
チェック1:経年劣化による修繕が含まれていないか
「普通に使っていて古くなった箇所」の修繕費は大家さんの負担です。例えば、日光による壁紙の変色や、冷蔵庫の電気ヤケによる黒ずみ、エアコンの内部部品の寿命による自然故障の修理などが借主の請求に含まれていないか確認します。
チェック2:減価償却(耐用年数)が適用されているか
壁紙(クロス)やクッションフロアは、耐用年数が 「6年」 と定められています。6年間住み続けた場合、これらの設備の価値は「1円」まで下がります。 もし3年住んだのであれば、クロスの張り替え費用の50%を大家さんが負担することになります。入居年数に応じた負担割合の軽減が考慮されているか確認しましょう。
チェック3:修繕の「施工範囲」が過剰ではないか
壁紙に一部だけ傷をつけたのに対し、部屋全体(壁4面すべて)の張り替え費用が請求されているケースがあります。ガイドライン上、修繕範囲は原則として「毀損部分を含んだ1面単位」が基本とされています。不当に範囲を広げられていないかチェックしましょう。
5. 原状回復費用を相場以下に抑えるための3つのアプローチ
退去費用を少しでも抑え、相場の範囲内、あるいはそれ以下にするための効果的な方法をご紹介します。
アプローチ1:退去立ち会い時にその場でサインをしない
立ち会い時に、指摘された箇所のリストや金額への合意書面へのサインを求められることがありますが、一度サインをすると後からの減額交渉が極めて難しくなります。「一度持ち帰って、ガイドラインや契約書と照らし合わせてから返答します」と伝え、書類を一旦保留することを推奨します。
アプローチ2:ガイドラインを根拠に冷静に交渉する
過剰な請求に対しては、国土交通省の「原状回復をめぐるトラブルとガイドライン」を根拠に交渉します。具体的には、「今回の請求箇所のうち〇〇は通常損耗に該当するため貸主負担のはずです」「クロスは〇年使用しているため、減価償却を考慮した再計算をお願いします」とメールなどの記録が残る方法で冷静に伝えます。
アプローチ3:指定業者以外の見積もりを取る(オフィス・店舗の場合)
事業用物件の場合、ビル管理会社から「指定工業者」での見積もりを提示されますが、これが相場より非常に高いことが多いです。 F・Sプランニングのような専門の工事会社に見積書を精査してもらい、別ルートでの見積もりを取得したり、管理会社への削減交渉を依頼したりすることが、数百万〜数千万円のコスト削減につながります。
6. よくある質問(FAQ)
Q. ハウスクリーニング特約がある場合、相場より高くても支払わなければなりませんか?
クリーニング特約の金額が契約書に具体的に(例: 45,000円)明記されており、事前に同意して署名・捺印している場合は、原則としてその金額の支払いが求められます。ただし、契約書に金額の記載がなく、退去時に相場を大きく超える不当に高いハウスクリーニング代を請求された場合は、相場価格(1Kなら3万円前後)への減額交渉が可能です。
Q. 畳の表替えの相場はどのくらいですか?
畳の表替え(表面のイ草を新品に張り替える作業)の相場は、1畳あたり5,000円〜8,000円程度です。畳表は消耗品としての性質が強いため、減価償却は基本的に適用されず、借主の過失による大きなシミや破れがある場合は実費負担となることが多くなります。
Q. 店舗のスケルトン戻しの相場は、居抜きでの引き渡しと比べてどのくらい高いですか?
スケルトン戻し(すべての内装を解体し、コンクリートの骨組み状態にする)には、1坪あたり5万〜15万円の解体工事費用がかかります。一方で、次の借主へ内装をそのまま譲り渡す「居抜き引き渡し」ができれば、解体費用は「0円」となり、さらに造作物の売却などで利益が出ることもあるため、大幅なコスト削減が実現します。
7. 最後にポイントを整理します
賃貸退去時における原状回復の費用相場について、今回の要点を整理します。
- 住宅アパートの退去費用は、お部屋の 間取り(1Kなら3万〜5万円、LDKタイプなら8万〜18万円)によって大まかな相場基準が決まっています。
- 壁紙の張り替えは 1㎡あたり1,000円〜1,500円 が量産クロスの単価相場です。
- 店舗やオフィスなどの事業用物件は 坪単価(3万〜15万円/坪) で算出され、完全原状回復特約があるため高額化しやすいです。
- 見積もり金額が相場より高いと感じた場合は、「経年劣化の有無」「減価償却の適用」「過剰な施工範囲」 の3点を精査し、冷静に管理会社へ交渉しましょう。
退去前に間取りごとの相場や部位別の単価を把握しておくことで、余計な費用の支払いを避けることができます。
8. 原状回復工事なら実績豊富なF・Sプランニングへ

F・Sプランニングでは、賃貸アパート・マンションのオーナー様向けの入居率を高めるスピーディーな原状回復工事から、新宿ルミネや銀座SIXなどの一級商業施設・オフィスビルにおける店舗や事務所の退去工事まで、幅広く施工を承っております。
特に、オフィス・店舗の原状回復工事は金額が大きく、相場基準が分かりにくいのが特徴です。当社は、グループ一貫の施工管理体制による無駄のない工法提案と見積書の徹底的な精査により、指定業者の見積もりから工事費用を大幅に削減することを得意としております。
「提示された退去の見積もりが相場より高い気がする」「オフィスや店舗の移転コストを少しでも削減したい」という方は、ぜひお気軽に無料見積もり・ご相談のお問い合わせをお寄せください。